しかも、親元からくる子犬に対する安心感だけでなく、そのブリ−ダ−さんの人間性も見えてくるのです。
もうお分かりですか? 私がなぜ親元直送にこだわるのか。
「母犬のもとから私に届くまでに、ブロ−カ−・ペットショップと、たらい回しにされていない」
「どんな飼育環境か、どんな両親犬かが分かる」
「引渡し後も飼育に対する不安に対処できる」
みなさんはペットショップ・インタ−ネットで見ている子犬に疑問を感じたことはありませんか?
「どんな親犬から産まれたのか?」
「子犬はどこから来るのか?」
「どんな環境で育てられたのか?」
(ここからは私の体験談です)
私もそんな疑問を持つひとりでした。
当時「大の犬好き」とまではいかない私がミニピンを飼うことになって、ペットショップやインタ−ネットでブリ−ダ−さんのホ−ムペ−ジを見まくりました。
一度、家族として子犬を迎えるからには、10年以上の付き合いになる。その覚悟があるからこそ、いろんな疑問が出てきました。
(ペットショップにて)
都内20ヶ所以上のペットショップを回り、ミニピンがいたショップは2件だけ。
「どんなブリ−ダ−さんが育てたのですか?」
「親犬の大きさはどれくらいですか?」
「どれくらい母犬と一緒にいたのですか?」
「初回のワクチンはいつごろ接種したのですか?」
帰って繰る答えは・・・
「しっかりしたブリ−ダ−さんです」
「ここではちょっと分かりません」
「えっと、2ヶ月ぐらいですかね」
どれも、あやふやで納得のいく回答ではなかった。
確かに陳列ケ−スはきれいで清潔そうでした。
ただ、私が一番感じたのは子犬を持った感じが見た目以上に軽かった(生後3ヶ月でした)
子犬の表情も伏目がちで疲れているように感じた。
そのショップに陳列されている子犬すべてが元気が無いワケではない。
となりのケ-スでは、チワワが元気に暴れまわっていた。
しかし、ふと気が付いたことがあった。
10匹くらいいた子犬のほとんどが、私のいるこちらの方を見ないのである。
他のお客さんに対してもそうだった。
ほんの数ミリのアクリル板で隔てられた子犬と私の間には、何とも表しようのない心のカベを感じた。
ペトショップで買うのはやめよう・・・・・
(ブリ−ダ−直販にて)
ペットショップはあきらめた。
では、ブリ−ダ−から直接買うのはどうだろうか?
「ブリ−ダ−って、いったいどんな人種なんだ?」
「実際に子犬を見ないで買っても大丈夫かな?」
「本当に写真で見た子犬が届くんだろうか」
いろんな疑問が、頭の中をめぐった。
インタ−ネットでミニピンのブリ−ダ−さんのホ−ムペ−ジを2件見つけた。
1件は都内だったが、子犬の画像に価格と生年月日。それと、やけに「JKC.CH」とか「AKC.CH」とかを強調していた。しかも、子犬の価格は20万以上・・・・・高い(^^;
もう1件は、大体15万くらい。(ちょっとは安い)
しかし、私が目を引いたのは、価格ではなくそのホ−ムペ−ジにあった掲示板だった。
やけに盛り上がっているのである。しかもその内容がしつけ・食事・病気と内容が濃い。
お客さんのすべての質問に、丁寧に、ときには厳しく答えている。
なかでも、病気のことに関しては、その原因・処方が細かく、実践的に書いているのである。
(その掲示板の中が、まるで動物病院の診察室状態)
「ここは、いいかもしれない」
ただ、その場所が沖縄という点を除いては・・・・・・そうオキナワである。
私でさえ行ったことがない沖縄から子犬が来るのか・・・
それでも、思い切って電話をしてみた。
私の質問をすべて聞き、そして丁寧に答えてくれた。(約1時間)
「ここで買おう」そう決めた。
それでも不安だった。
空港のカウンタ−で受取り、バスケットを開け、この手に子犬を抱くまでは・・・・・
その子を見て、抱いた瞬間から今現在に至るまで、一度も後悔したことがない。
たしかに、その子犬も100%完璧ではない。涙焼けがあったり、皮膚が炎症を起こしたり。
しかし、その度に電話やメ−ルのやりとりで、対処と処方を解り易く教えてくれる。
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皆さんは健康な子犬を家族に迎えることができて満足ですか?
私も当然満足です。
しかし、私は家族に迎えた子犬との、この先10年以上の安らぎと安心感も手にいれたのです。
そんな私が、なぜ今、この仕事をしているのかはこちら→【ペットラ〜フ店長です】をご覧ください。
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それが「ペットラ−フ」の願いであり、生涯のこだわりです。
その使命を心に刻み、忘れないために当店の店名も「Laugh(笑う)」なのです。
では、どうすればその願いが叶うのか?
その一つの答えが「親元からの子犬の直送」でした。
「世の中のすべての子犬と、その家族が笑える日を願って」